HSPと漢方 漢方の基礎はセルフケア
こんにちはベホイミです。
今回はHSPと漢方について
「漢方ってそもそも何?」
「HSPにおすすめの漢方ってあるの」
という人にHSPと漢方について分かりやすく紹介していこうと思います。
みなさんは漢方と聞いてどいういったイメージを持っていますか?
かくいう私も本を読むまでは何となく怪しいイメージを持っていました。
ですが本を読んだり精神科などでもカウンセリングと共に漢方薬が使われていること
を知り最近では漢方に対するイメージが少し変わりました。
科学的なエビデンスはまだ微妙なところもありますが
HSPの生活改善にも取り入れているカウンセラーも増えているので
少なくとも有用な選択肢の一つとしても認めても良いのではないかと思います。
漢方=漢方薬ではありません。
もしかすると漢方はマルチビタミンや亜鉛のような市販のサプリと同じようなものだと
考えている人もいるかもしれませんが
漢方=漢方薬ではありません。
漢方自体は
漢方=養生+漢方薬+薬膳+指圧・あんま+気功+鍼灸
を全てをトータルしたものが漢方で
その漢方で最も大事にされているのが「養生」なのです。
養生とは具体的には
- 食事
- 睡眠
- 運動
- 入浴
- 服装
- 心
の6つの要素が挙げられます。
養生という単語は普通の生活の中ではあまり接する機会のないものですが
ようするに養生とは生活習慣を整えるセルフケアことです。
漢方で最初に試すべきは漢方薬ではなくセルフケア
さきほど紹介した通り、漢方には手段として「漢方薬」を飲む以外に
薬膳や指圧・あんま、鍼灸、はたまた気功などいくつか手段がありますが
どれを行うにしても、必ずやるべきことが養生ことセルフケアです。
頭痛、冷え性、体のだるさなどなど
漢方は症状ごとにおすすめ食べ物や漢方薬が紹介されていますが
要約するとしっかり栄養のあるものを食べ、よく眠り、適度に運動すること
割と「それって健康に良さそうだね」と言われそうなことを
普段から楽しくやることを奨励しています。
具体的な症状ごとに対策方が知りたい人はこの本おすすすめ。
図が多くて理解しやすいです。
HSPをささえる漢方セルフケア 専門家が教える「季節のお悩み」解消のポイント
漢方を実践する前に注意して欲しいこと
漢方は基本的に自分で養生=セルフケアをして、生活があまり改善しない時に
一つの手段として漢方薬や鍼灸を行うことを奨励しています。
症状が改善するまで最低でも2〜3ヶ月かかるので
あまり劇的な変化を期待するのは禁物。
漢方薬はサプリというよりあくまで「薬」なので副作用やアレルギーも存在します。
実際に生理痛で悩んでいる方が漢方薬を飲み、体質に合わず悪化した人もいるので
自分で漢方薬を買って飲む
というよりはHSPに精通した漢方の専門家に診断・カウンセリングしてもらうのが一番でしょう。
おわりに
漢方で重視されているのが漢方薬や鍼灸などではなく
セルフケアを重視するのはとても意外でした。
漢方薬を飲むかどうかに関わらず生活習慣を改善するのは
とても効果があります。
ぜひ無理のない範囲で挑戦してみてくさださい。