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遺伝子、神経、行動、3つのキーワードから理解する感受性の高さ

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遺伝子、神経、行動3つのキーワードから理解する環境感受性

どうもベホイミです。

今回は遺伝子、神経、行動という3つのキーワードからHSPさんを簡単に説明したいと思います。

「HSPとは環境感受性の高い人のこと」と前の記事で紹介しましたが

感受性が高いと、いったいどんな違いがでるのか?

今回は遺伝子、神経、行動という3つのキーワードからHSPさんを簡単に説明したいと思います。

HSPと遺伝子

まず、ぼくたちHSPは「感受性」にかかわるような遺伝子をいくつか持っています。

身長高かったり低かったり、顔や身体的特徴を、ぼくたちは親から受け継ぐものですが、

「感受性」も実は同じように親から受け継ぎます。

セロトニンやドーパミンのような神経伝達物質に関わる遺伝子をはじめ、ぼくたちの「感受性」に関わる遺伝子の種類はたくさんありますが、

この「感受性」に関わる遺伝子をたくさん持てば持つほど、(受け継いだ遺伝子がONになるほど)環境から影響を受けやすくなる。

つまり、環境感受性が高まることにつながります。

HSPと神経

次は「神経」を見てみると・・・

「感受性」が高いとされている人は、

  • 扁桃体(感情)
  • 海馬(記憶)
  • 鳥皮質(共感)

がどうやら活性化しやすい傾向にあるようで、実際に他の人の表情、泣いたり、笑ったりする顔をみると、共感に関わる鳥皮質が活性化しやすいので、共感の力が高まる傾向があると考えられています。

「共感力が高い」と言うと一見良いことばかりのように思うかもしれませんが

実際には「感情の振り幅」が大きいせいで疲れやすくなったり、扁桃体が活性化しやすいと、ストレスを受けた時にはコルチゾールというストレスホルモンのレベルが高まりやすくなったりします

HSPと行動

次は「行動」を見てみましょう。

HSPさんの感受性に関わる遺伝子を調べるのは不可能ではないでしょうが、あまりにも敷居が高すぎます。ですが、感受性の高さは、目に見える行動(気質・性格)として簡単に観察することができます。

というのも、感受性に関わる遺伝子をたくさん持つ人は、ある環境に置かれた時に、感受性の高さを反映するような行動を示すことが多いからです。

遺伝子や神経伝達物質を自分で調べるのは難しいですが、目に見える自分の具体的な行動から、簡単に自分の感受性の高さを、知ることができます。

環境感受性の高さを表す行動(気質・性格)は「感覚処理感受性」とも呼ばれ、4つの特徴の頭文字をとってDOESと呼ばれることもある。

まとめ

まとめると、HSPとは

  • 感受性に関わる遺伝子を複数持っている(遺伝子)
  • 故に神経生理的な反応が高まりやすい特徴がある(神経)
  • こういう背景があって、感受性の高さを表す行動「DOES」が観察される(行動)

ということです。

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