HSPとカフェインの相性は悪い?
HSPはカフェインを全く摂ってはいけないのでしょうか?
あるいは限りなくゼロに近づけるべきなのでしょうか?
確かにHSPさんはカフェインに強い反応を示す人が多く
アーロン博士のサイト HSPチェックテストの中にも「カフェインに敏感に反応するか」
という項目まであります。
参考:http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html
しかしHSPに関係なく、一般的にカフェイン感受性の個人差は大きく
カフェインをガバガバ摂取したり、夜にコーヒーを飲んでも全く平気な人もいれば
缶コーヒーを1本飲んだだけで具合が悪くなる人もいます。
実際に私の場合はコーヒー1杯までなら頭が冴え集中力が上がるように感じますが
コーヒーを2杯、もしくはエナジードリンクのモンスターを1本飲むだけで集中力は下がり
なんとなくソワソワして落ち着きがないように感じます。
カフェインのメリットとデメリット そのカフェインは本当に必要ですか?
カフェイン自体は
- 覚醒作用 → 眠気を覚ます
- 興奮作用 → 疲れを取る
- 血管拡張作用 → 血液の循環を促進する
- 利尿作用 → 尿として老廃物を排出
などがありますが逆にカフェインを取りすぎ、過剰摂取の場合は
不眠や吐き気、はたまた下痢の症状まであります。
カフェインは適量ならメリットは大きい HSPは量に注意する
カフェイン自体はメリット、デメリットの両方があり
HSPといえども、「飲む量」と「時間」にさえ気をつければ特に問題はないと思います。
HSPに限らず夕方以降、寝る前にカフェインを取ると睡眠の質が下がり
空腹時にカフェインを取ること胃が荒れてお腹が痛くなることもあります。
特にHSPさんの中には空腹に弱い人も多いので空腹時のコーヒーやエナジードリンクは
最悪の組み合わせです。
一度はやって欲しいカフェイン断ち
ではどうやって自分にあった量のカフェインを知ることができるのでしょうか?
例えば欧州なら
カフェイン摂取量自体はだいたい成人で400mgくらい
妊婦及び授乳婦は200mg、3 mg/kg体重/日までなど
国によってカフェインの量は違います。
400mg以上カフェインを摂っても平気という人はいますが、カフェインの恩恵は少なく
危険なので単純にやめましょう。
HSPさんの場合は流石に400mg以上カフェインをとっている人はかなり少ないと思いますが
まずはカフェイン断ちをすることをおすすめします。
やり方は簡単で2週間カフェインを一切取らない
ただこれだけです。
カフェイン自体はコーヒーやエナジードリンク以外にもチョコやコーラ
綠茶、紅茶にも含まれていますし
イメージとは違ってほうじ茶やココアにも少量カフェインは含まれています。
もちろん頭が痛くなってもバファリンには無水カフェインが入っているのでNG
ちなみに私の場合カフェイン断ちをすると2〜3日目は軽い頭痛がしました。
これはカフェイン断ちあるあるのようで
人によって違いますが、大体最初の2〜3日目頭痛がするらしく
炭酸水とルイボスティーそして乳酸飲料で乗り切りました。
自分の休みに合わせてスタートするのがおすすめです。
(例 週休二日制 土日休みなら 金曜日スタート)
ちなみにカフェイン断ち自体には
目覚めが良くなったり、寝付きが早くなったり
ポジティブになったり様々なメリットがあります。
私のカフェインライフ
では私の場合
現在全くカフェインを摂取していないかというと全くそんなことはありません。
私の場合カフェイン断ちをしたときと普通の時を比較すると
寝起きがよくなったか? →うーん微妙
カフェイン断ちをする前よりも元気になった? → うーん 以下略
だったので
午前中に集中したい時やパワーナップでエネルギーを補給したい時は今でもコーヒー
を飲んでいます。
私の場合コーヒーが大好きですし
を飲んだ方が明らかに頭が冴えるような感覚になるので小さめのコップに1杯まで
というルールにして
コーヒーを飲んだら紅茶や綠茶も飲まないようにしています。
今ではエナジードリンクを買うことをはほとんどなくなり
カフェインの量もかかなり減りました。
何か暖かいものが飲みたい時はハーブティーにしたりカフェインレスのコーヒを飲んでいます。
ハーブティーやルイボスティーなど自分の好きな飲み物を開拓するのがおすすめです。
まとめ
カフェインの感受性はHSPに関係なく個人差がめちゃくちゃ大きいので
自分の適量を知る為にも一度は「カフェイン断ち」をすることをおすすめします。
厳密に何mgとは測れないのが難点ですが、例えばコーヒー1杯くらい90mgくらいなので
「レッドブルならいいけどモンスターはダメだな〜」とか
「コーラ飲んだからコーヒーはダメだけど紅茶ならギリいけるな〜」
などなど自分の中に「一日のカフェイン量」の基準を設けることで
HSPとカフェインの良い関係を持つことができます。
ぜひ実践してみてください。